英文要約

 
阿佐谷英語塾

早期の長文読解力養成と徹底英作文対策,難関大学受験のための英語塾。


阿佐谷英語塾HOME > 英文要約問題の解法

(11.1.2016 更新)
ホームページ移転のお知らせ

英文の主題・結論・論拠・例証等に該当する箇所を見つけ,指定の字数に応じて日本語/英語にまとめる英語英文要約問題では,高度な英語の読解力と,高度な日本語/英語の表現力が求められる。受験生の参考となる,適切な解答例を提示していきたい。

相当の読解力があり,英語下線部和訳でそれなりの得点を期待できるレベルの受験生であっても,英文(要旨)要約となると勝手が違ってくる。この種の問題の得手,不得手は突きつめれば国語力,特に読む力を前提にした「書く力」の差に帰着すると言えるだろう。小論文で求められる力と基本的に同じである。そう言ってしまうと,元々母国語のアウトプットの力に不足のある生徒は立場がない。しかし小論文の場合と同様,それなりの作法に基づいてある程度の数をこなせば,合格点に達する解答は書けるようになる。その作法が英語英文要約問題の解法である。

解法・解き方といっても,人によって考え方は様々であり,要は自分に合ったやり方がベストであることはどの種の問題にも言えることだが,あまりにも安直な方法は,うまく当たれば得点に結びつくが,外れればまったく見当違いな答案になりかねない。英語長文読解の「パラリー」と同様である。たとえば,最初のセンテンスと最後のセンテンスだけを拾って,それをつなげて訳すという最も省エネなやり方は,指定の字数が少なく,第一センテンスで主題が提示され,最後のセンテンスで結論が述べられている場合には確かに効率の良いテクニックであるが,難関国公立大学で出題される英文要約問題がいつもそれほど単純な訳がない。せいぜい最低得点を稼ぐのが関の山である。

対照的に,まず指定の字数より長めの解答を作ってから,余分な部分を削って完成度の高い英文要約の解答に仕上げていく,という一見もっともらしい主張は,時間との勝負である入試の実態を無視しているという点で,実は上述の安直テクニック以上の暴論である。この2つの方法に比べると正論に聞こえるが,やはり時間との勝負を無視していると言わざるをえない理想論が,本文中の重要なポイントを述べられている順に拾い,それをつなげていくだけでは要約として不十分であり,再構成が必要だというものである。もちろん英語と日本語の表現形式の違いからして,英語で書かれている順に要点を拾っていくと日本語としてうまくまとまらない場合には,この作業が適宜必要となることは否定できない。しかしこれはむしろ例外と考えるべきであり, これが原則であるかのような主張は実戦的でない。特に,この作業をパラグラフを越えて行なうときは,英文要約という範疇を越えないように注意する必要がある。

記号や図解,原文の分析(分解)を多用する方法は,それが性に合う人はそれでいいでしょう。しかし英語は外国語であり,内容要約は精読が基本であるからといって,文章を読んで,その内容・趣旨(要旨)を理解するという作業を必要以上に難しいものにしている面があるとしたら,本末転倒と言わざるをえません。

この時期,英文要約が出題される大学の受験生で,まったく問題を解いたことがないという人はおそらくいないと思われるので,要約問題に取り組む際の基本的な注意事項は省き,実際の解答例を提示することによって,こういう解き方もあるのだということを知ってもらいたい。そして自分の役に立つと思う人は参考にしてほしい。基本的に私と同じ考えに立つ人は少なくないはずですが,問題は実際に提示される解答例にどれだけの説得力があるかです。

なお個人的な言い訳になりますが,これまで作りためてきた英文要約の解答・解説がワープロフロッピーの破損によりことごとく灰塵に帰してしまったため,今年度は,限られた数しか提供できないことをお断りしておきます。したがって,現在では入手しにくい東大の過去問を中心に,出来る範囲で取り上げていきます。

早稲田大学文化構想学部と同文学部の,英文を英語で要約する問題を追加しました。解法についてはPDF文書の中で触れています。自由英作文の一種というとらえ方もありますが,従来の英語を日本語で要約するタイプや,日本語を英語で要約するタイプ(東京外語型)の要約問題と比して,日本語を介在させないという点で,私大の一般入試としては新しい試みであると同時に,登場するべくして登場した出題形式と言えるでしょう。今後,他大学・学部にどう波及していくかが注目されます。

そして最後に取り上げるのが,日本語の文章を英語で要約し,さらに自分の意見を英語で述べる東京外国語型である。日本語で要約して日本語で意見を述べるのであれば,いわゆる日本語の小論文であるが,日本語の文章を英語で要約するので,まず要約と和文英訳の力が求められ,次いで課題文を与えられた意見陳述型の自由英作文の力を求められることになる。元の課題文も英語であれば,まったく日本語を介さないパターンになるが.英語を英語で要約するのは,東京外語のように字数が多いと(200 語程度),受験生には相当な負担になる。もっとも,大学としては,和文英訳の力を試す目的で課題文を日本語にしているのかもしれない。いずれにしても全国公私立大学を通して最難問であることは間違いない。現在唯一の国立外国語大学としては,当然と言えば当然ではあるが。

英文要約問題1 東京大学過去問 '89-'96

英文要約問題2 英語長文を日本語で要約 (京都後期,他) 11.21.2008

英文要約問題3 早稲田文化構想学部 '07-'11 5.5.2011 更新

英文要約問題4 早稲田文学部 '07-'10

英文要約問題5 日本語を英語で要約 東京外国語大学 '08-'11

ご覧いただくには,Adobe Reader が必要です。
無料ダウンロードなさる方は Adobe をクリックして下さい。


重要英語文法解説
上級英語構文と相関語句
英語正誤問題の解法
英語長文問題(全訳)
和文英訳英作文演習
和文英訳問題-難関大学英作文解答例
英文要約問題の解法
自由英作文対策=英語で要約
自由英作文(解答例・暗記例文)
自由英作文用暗記例文(短文&中文)
最難関大学英作文・自由英作文対策
[難関大学]受験英語の勉強方法

英語専門塾 大学受験 阿佐谷英語塾