阿佐谷英語塾難関大学受験 英語の勉強法

英語の読み下げについて


(2018.11.22 更新)

比較的最近の現象ですが,英語の「読み下げ論」(はおろか「訳し下げ論」)なるものが盛んに喧伝されています。これはかつて,アメリカが宇宙開発に力を入れていた当時,その実況中継で一躍脚光を浴びた「同時通訳方式」と基本的には同じことであり,通訳の方法としては昔から行なわれてきた当たり前のことにすぎません。
それが大学入試の長文読解対策としてもてはやされるようになったのは,やはり入試英文の超長文化と問題量(総語数)の増加により,従来の構文解析主体の精読方式では時間的に対処しきれなくなったことに加え,英語(米語)の国際共通語化により,英文を速く読むこととリスニング能力の向上が広く一般に求められるようになった時代的背景があるからでしょう。読み下げるときの意味の固まりを極端に細かくしたのが,いわゆるスラッシュ・リーディングです。

一時,一部の受験生が乗せられたパラリーなる誤魔化しに比べればずっとましなものであり,また英文の内容は脇に置いて英文の構造を読み取ることが英文読解のすべてであり,構文が掴めれば自動的に内容も読み取れるかのような倒錯した構文偏重主義----内容が読めてはじめて構文が正確に掴める場合が多々あるという単純な事実を無視している----とは裏腹な関係にあると言えるかもしれません。
以下,いくつかの「読み下げ論」を俎上に載せますが,実際に存在する例を取り上げなければ,単なる想像に基づく架空の作り話になってしまうからであり,取り上げた論を展開されている方の善意を否定するものではまったくないことをお断りしておきます。

①英語の読み下げについて-英語学習サイトから引用

②英語の読み下げについて-鉄緑会の英語の森から引用

英語専門塾 大学受験 阿佐谷英語塾