リスニング&音読用英文(英語専門塾 阿佐谷英語塾) 


阿佐谷英語塾HOME > リスニング&音読用英文

(2018.6.2 更新)

中級レベル以上の英語力がある,日本語の母語話者である受験生,特にスマホ使用者のために,様々なトピックのリスニング&音読用英文スクリプトを順次,掲載していきます。
音読は読解力をつける最善の方法だとされていますが,きちんとした手順を踏まないと,時間と労力の浪費になります。

・英文の単語・文法・構文・内容を理解して,正確に読める状態にします。
・この過程をスキップすると誤聴と誤読の集積になります。 
・その後で YouTube の動画で音声を再生します。
・読めない英語を聴いても音読しても,内容を聞き取る力も読む力も身につきません。
・音が聞き取れることと内容が聞き取れることはイコールではありません。  
・初めは英文を見ながら音声を聞きます。慣れてくると音声だけで聞き取れるようになります。
・正確に聞き取れる英語を,正確に発声(音読)することで,書く力を含む総合的な英語力が身につきます。

① トランプ大統領 国連総会演説 9.19.2017 後半抜粋

トランプ大統領の英語の聞き取りやすさは誰もが認めるところです。話し方がゆっくりしていること,難しい言い回しをしないこと(つまり複雑な構文を用いないこと),難しい単語を使わないこと,さすがは大衆の味方を自称するトランプ氏です。今回は米国民を対象にしたスピーチではなく,北朝鮮の制裁を巡る国連の場での発言であり,一部,難しい単語も出てきますが,それでも原稿に基づく演説のため,そのまま書き言葉としても通用します。リスニングの題材としても,音読・筆写の題材としても,大学入試・資格試験の標準レベルを超えるものではありません。

② オバマ前大統領 勝利演説 11.4.2008 後半抜粋

トランプ氏に較べるとテンポが速く,独特の間と抑揚,そして緩急自在,時に語りかけ,時に畳みかけるスピーチは,「理想主義」の伝道師に相応しいものです。一流のアジテーターにも通じる演説の名手と言えるでしょう。
'Change has come to America', 'Yes, we can' からすでに 9年の時が流れ,米国内に限らず世界中で分断はさらに深化しています。原因は明らかでありながら,修復の処方箋を巡って新たな分裂が生じています。なお,オバマ氏のスピーチをたいへん聞き取り易いと言う人がいますが,本当でしょうか。確かに語彙や構文は平易ですが,ワンセンテンスが短いというのは当たりません。受験のレベルでは,これが聞き取れれば,資格試験にも,東京外国語大学や東京大学のリスニングにも十分対処できるでしょう。

③ トランプ大統領 就任演説 1.20.2017 後半抜粋

一方,トランプ氏の英語の聞き取りやすさは称賛に値します。リスニングに苦手意識を持っている人には,本当に得難い英語の「先生」です。頑張って完全に聞き取れるようにしましょう。ただし,この抜粋は単語のレベルは高めです。なお時間の余裕と興味のある人は,YouTube で full speech を視聴することを薦めます。ただし,「トランプ革命」などともてはやす人もいますが,スピーチの内容,つまり彼の主義・主張については保証の限りではありません。

④ Righteous Brothers-Unchained Melody

今回は趣を変えてポピュラーソングを取り上げました。ナツメロとはいえ,beautiful song です。多くの歌手がカバーしていますが,これがオリジナルです。歌は意外に聞き取りにくいものですが,歌詞付きですから,気分転換を兼ねたリスニングの練習になるでしょう。

⑤ ケネディ大統領 就任演説 1.20.1961 後半抜粋

有名な "ask not what your country can do for you ― ask what you can do for your country" という言葉が最後のほうに出てきます。長いので掲載を割愛した前半では,米ソの冷戦,核戦争の脅威が語られています。半世紀以上の時を経て,世界の状況が根本的に変わったと言えるかどうか。
英語表現として特に平易とは言えないものの,発音の聞き取り易さはトランプ大統領と大差がありません。古い動画のために音質が悪く,そのせいで少し聞き取り難くくなっていると思うかもしれませんが,そうではありません。故ケネディ大統領は,大きな声を出すと声が割れるタイプであり,声の質という点ではあまり政治家に向いていなかったのです。

英語専門塾 大学受験 阿佐谷英語塾